巨人・岡本和真の2打席連続申告敬遠に大ブーイング 野球解説者は私見「ブーイングと罵声は違う」

 4回、岡本和は左中間に2打席連続本塁打を放つ(撮影・佐藤厚)

 「ヤクルト-巨人」(11日、神宮球場)

 巨人2点リードで迎えた七回、2死二塁の好機で岡本和真内野手が申告敬遠で歩かされた。五回にも2死二塁から申告敬遠。同点アーチに勝ち越しアーチと、2打席連発の4番を警戒した策だが、左翼&三塁スタンドを埋め尽くす巨人ファンからは、ブーイングがわき起こった。

 神宮球場は異様な雰囲気に包まれた中、続く坂本が三ゴロに倒れて無得点に終わった。この光景にテレビ解説を務めたヤクルトOBの館山昌平氏は「ブーイングも含めて野球」と理解を示した上で、「ただ、ブーイングと罵声は違う。お子さんも見ているのでいいブーイングを」と話した。

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