【カープ】右肘手術の小林、シート打撃に登板 5月中の実戦復帰を目指す

術後初めてシート打撃に登板した小林

 昨年12月に右肘を手術した広島東洋カープの小林樹斗が11日、岩国市の由宇球場で術後初めてシート打撃に登板した。24球を投じ、直球の最速は141キロ。「まずは全球種、何もなく投げることができたことに意味がある」と振り返った。

 内田湘大や仲田侑仁、前川誠太ら打者7人と対し、安打性は田村俊介に許した右前への当たりだけ。ただ、球がやや荒れた。今後は、2度目のシート打撃登板を経て、5月中の実戦復帰を目指すという。「試合では組み立てとかもある。細かい部分を思い出しながら、しっかり準備したい」と巻き返しへ力を込めた。

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