【自転車競技・JTCⅡ】内野艶和が中長距離で躍動「冷静に気持ちを引き締めて走った」

表彰された垣田真穂(左)、内野艶和(中)、池田瑞紀

静岡県伊豆のベロドロームで行われている「2024ジャパントラックカップⅡ(JTCⅡ)」は11日、DAY1を開催。内野艶和(22)はエリミネイションと20キロポイントレースの2種目を制し、10キロスクラッチでは垣田真穂(19)に次ぐ2着に入った。10日のJTCⅠでもオムニアムを制し、垣田とともに挑んだマディソンでも勝利していた。

「エリミネイションでは脚が余ったまま落とされることが多いし、人数と自分の走っている位置を意識して走った。ポイントレースは連日、レースが続く中で疲労もたまっていたが、エネルギーをキープするように動きすぎず待ち過ぎず、を意識できました」と冷静な立ち回りを見せた。

今回は直前に梶原悠未(27)が欠場した。それでも「力差は上位みんなないし、選手たちの強さは見ていた。冷静に気持ちを引き締めて走った」とあくまでクール。しかし、疲労回復法を聞くと「睡眠が大事だな、と。疲労回復には睡眠をとる、ですね」と笑った。

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