【新日本・BOSJ】新星・藤田晃生が初戦で金丸義信撃破! 狙うはオスプレイの持つ最年少V更新

金丸義信(左)にサッカーボールキックを見舞った藤田晃生

新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」が11日の千葉大会で開幕。Aブロック公式戦で藤田晃生(21)が金丸義信(47)を撃破し、初白星を飾った。

出場選手中最年少の藤田と最年長の金丸による公式戦。開始前にいきなり奇襲を受けると、その後は足4の字固めをはじめとした右膝一点集中攻撃に苦しめられた。

ウイスキーミストをミサイルキックで防いだ藤田は、足4の字固めも逃れるとジャーマンスープレックスを狙う。レフェリーをつかんで阻止した金丸に右膝を蹴られてしまうが、走りこんできたところを切り返してジャーマンを発射。最後は必殺のAbandon Hopeで3カウントを奪ってみせた。

BOSJの史上最年少優勝記録は2016年大会のウィル・オスプレイの23歳となっている。記録更新の可能性を秘める若き新星は「簡単に勝てるなんて思ってねえよ。俺の想像をはるかに超えていた。でもな、どんなに体が痛んでも、どんなにダメージがあっても、俺は目指すところは変わんねえぞ。優勝だ!」と力強く宣言した。

リーグ戦にあわせてコスチュームと入場曲も新調。「変えたから強くなる、そんなことはこれっぽっちも思ってねえ。でもな、1つは俺の覚悟の表れだ」と今大会へかける意気込みを明かしていた。

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