【西武】ドラ1武内夏暉〝松坂超え〟の5戦連続QS チームの連敗もストップ「次も絶対に勝つ」

〝救世主〟的な活躍を見せる西武のドラフト1位・武内夏暉

西武が11日の楽天戦(ベルーナ)に2―1と競り勝ち、連敗を4で止めた。

先発したドラフト1位・武内夏暉投手(22)は7回103球を投げ、7安打1失点で無傷の3勝目。デビューから5試合連続のクオリティー・スタート(QS=6回以上を自責点3以内)をマークし、1999年の松坂大輔(4試合連続)を抜いて球団新記録を打ち立てた。

また、4試合がハイクオリティー・スタート(HQS=7回以上を自責点2以内)という〝エースの投球〟で防御率は1・50まで下がった。

お立ち台で武内は「いつも通り先頭打者を取ってリズムをつくる投球を心掛けました。今日は全体的にコントロールが良かったんですけど、ピンチを作っても冷静に打ち取って粘り勝ちすることができた」と冷静にこの日の投球を振り返った。

その上で大物ルーキーは「ここまで順調に来ているので、これからもケガなく勝利を目指して1試合1試合投げたいと思います。次も絶対に勝つので、応援よろしくお願いします」と頼もしくファンの必勝を誓っていた。

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