【京王杯SC】松山「しぶとく差し返してくれた」ウインマーベルが重賞4勝目

5月11日、東京競馬場で行われたG2・京王杯スプリングカップは、1番人気のウインマーベルがゴール前の接戦を制した。このレースの1着馬には安田記念(6月2日・東京・G1・芝1600m)への優先出走権が与えられる。

京王杯SC、勝利ジョッキーコメント
1着 ウインマーベル
松山弘平騎手
「一旦交わされたかなと思うんですけれども、そこで最後差し返してくれて、マーベルが最後までしっかり頑張ってくれたなと思います。外に行く馬が結構多くいましたし、並び的にはそんなに悪くないなと思ってました。スタートも良かったですし、見ながらしっかり自分の取りたいポジションで競馬ができたなと思います。手応えも良かったですし、追ってからもしっかり反応してくれて、切れ味が2着馬の方がすごい切れてはきたんですけれども、しぶとく差し返してくれて、本当に強い競馬してくれたなと、よく勝ち切ってくれたなと思います。去年は2着で悔しい思いをしましたけれども、今日しっかり勝ち切ってくれて、馬の成長も感じますし、次もしっかり頑張ってくれると思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

5月11日、東京競馬場で行われた11R・京王杯スプリングカップ(G2・4歳上オープン・芝1400m)は、松山弘平騎乗の1番人気、ウインマーベル(牡5・美浦・深山雅史)が勝利した。ハナ差の2着に2番人気のレッドモンレーヴ(牡5・美浦・蛯名正義)、3着に8番人気のスズハローム(牡4・栗東・牧田和弥)が入った。勝ちタイムは1:19.7(良)。

3番人気で菅原明良騎乗、トウシンマカオ(牡5・美浦・高柳瑞樹)は、6着敗退。

内から差し返す

(奥)京王杯SC・ウインマーベルと松山弘平騎手

松山弘平騎乗の1番人気、ウインマーベルが重賞4勝目をマークした。直線では抜け出しを図ったものの外から来たレッドモンレーヴに一旦先頭を譲ったが、素晴らしい勝負根性を発揮して差し返す粘り腰。完全に並んだ形でゴール板を駆け抜けだが、写真判定の結果はハナ差でウインマーベルに軍配が上がった。この勝利で芝1400mは4勝目。得意の距離で能力を発揮した。

ウインマーベル 23戦7勝
(牡5・美浦・深山雅史)
父:アイルハヴアナザー
母:コスモマーベラス
母父:フジキセキ
馬主:ウイン
生産者:コスモヴューファーム

【全着順】
1着 ウインマーベル 松山弘平
2着 レッドモンレーヴ 横山和生
3着 スズハローム 鮫島克駿
4着 ダノンスコーピオン 戸崎圭太
5着 リュミエールノワル 川田将雅
6着 トウシンマカオ 菅原明良
7着 ソーヴァリアント J.モレイラ
8着 メイショウチタン 柴田善臣
9着 グランデマーレ 津村明秀
10着 ダディーズビビッド 浜中俊
11着 バルサムノート 北村友一
12着 ロードマックス 吉田豊
13着 プルパレイ T.オシェア
14着 アネゴハダ 三浦皇成
15着 クリノガウディー 松岡正海

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