「やっと入った!」21歳の佐久間朱莉、最終18ホールにバーディーでV争い割って入る【RKB×三井松島レディス】

首位タイで2日目を終え、永峰咲希(左)と抱き合う佐久間朱莉(撮影・西田忠信)

◆RKB×三井松島レディス第2日(11日・福岡県福岡CC=6305ヤード、パー72)賞金総額1億2千万円、優勝2160万円、出場107選手=アマ4、晴れ、気温25・3度、南の風8・8メートル、観衆5581人

ツアー初勝利を目指す佐久間朱莉が最終ホールにバーディーを奪って優勝争いに割って入った。

アウトスタートの前半に3連続を含む4バーディーで一時は首位に並ぶも、ボギーで後退。その後はピンチもありながらパーでしのぐ我慢のゴルフを続け、最後の18番(パー5)で約3メートルのパットを沈めてこの日5個目のバーディー。「やっと入った! 『絶対入れたい』という気持ちだけで打っていました」と笑みを浮かべた。

今季は10試合に出場して5度のトップ10入り。4月の富士フイルム・スタジオアリス女子と前週の国内四大大会第1戦、ワールド・サロンパス・カップで2位に2度食い込んでおり、待望の初優勝まであと一歩だ。

最終日最終組で回る岩井千怜と同じ2002年生まれの21歳は、「毎週のように優勝争いをしながら勝てず、うずうずする気持ちもあるが楽しんでプレーができている。最終日はリベンジの一日だと思って頑張る」と意欲満々に語った。(山崎清文)

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