【西武】身長196cm、体重115kgのドラ6村田怜音 プロ初打席で初球初安打「ゆくゆくは本塁打王を」

西武のドラフト6位・村田怜音

西武のドラフト6位・村田怜音内野手(22=身長196センチ、体重115キロ)が11日の楽天戦(ベルーナ)に6番・DHでスタメン出場し、第1打席でプロ初打席初球初安打を放った。

1点リードの2回、先頭でプロ初打席に立ち、楽天先発・内の初球ストレートにコンタクトし、レフト前に落ちるポテンヒットで一軍の第一歩を踏み出した。

その後は遊ゴロ、空振り三振と快音は響かなかったが前日、二軍の遠征先・仙台で一軍初昇格を告げられた〝伊勢のラオウ〟は、同期入団のドラフト1位・武内が7回7安打1失点の粘投で無傷の3勝目を挙げた試合で、ともにお立ち台に上がった。

村田は「(武内)夏暉が先発というのを電話が掛かってきた時に知って、同期で一緒に出れるというのもなかなかないことだと思うので、何とか自分がタイムリーを打って勝ちたかった。まず1本ヒットが出て良かったですし、夏暉がいいピッチングをしたのでここに立てているので、夏暉に感謝したい」と武内に感謝した。

その上で「ここ(ベルーナドーム)でまずプレーするというのを目標に置いて、ゆくゆくはホームラン王を獲れるような選手になりたいと思います。背番号99番、村田怜音です。これからもっともっと勝って、ファンの皆さんと喜びたいと思います」と語り、レフトスタンドの西武ファンから大きな喝采を浴びていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社