横浜F・マリノスは5月11日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグでUAEのアル・アインとホームで対戦した。
前半は0-1。12分、一瞬の隙を突かれてモハンメド・アルバルーシに先制点を許す。ビハインドの横浜は攻勢を強め、いくつかのチャンスを作るもゴールは奪えず。37分にはエドゥアルドが負傷交代するアクシデントもあった。
後半も横浜は立ち上がりから積極的に前に出る。ポゼッションで上回り、テンポ良くボールを動かしながら攻撃の糸口を探る。相手のカウンターにもリスクマネジメントを怠らず対応する。
膠着状態が続くなか、61分に渡辺皓太と宮市亮を投入。選手交代で流れを変えようとする。
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両サイドをうまく使いながら、相手ゴールに迫る場面を創出。そして72分、試合を振り出しに戻す。ヤン・マテウスが右サイドからカットインし、柔らかいクロスを入れる。中で待つ植中朝日がヘッドで流し込んだ。
84分には渡辺皓太がネットを揺らす。一度はオフサイドの判定も、VAR介入の末、得点が認められた。
試合はそのまま2-1でタイムアップ。横浜が鮮やかな逆転勝ち。雌雄を決する敵地での一戦は、日本時間で5月26日の1時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部