王毅外交部長「習主席のフランスなど3カ国への訪問」を語る

習近平国家主席は5月5日から10日にかけて、フランス、セルビア、ハンガリーに招かれて同3カ国を公式訪問しました。

習近平国家主席は5月5日から10日にかけて、フランス、セルビア、ハンガリーに招かれて同3カ国を公式訪問しました。王毅外交部長は行程終了にあたり、同行記者に改めて今回の訪問の状況を説明しました。

王外交部長は、「習主席の今回のフランス公式訪問は、中仏国交樹立60周年を祝う重要な話し合いだった。双方は中東情勢、人工知能(AI)とグローバルガバナンス、生物多様性と海洋、農業の交流と協力に関する4つの共同文書を発表し、20件近い協力協定を締結した」と述べました。

王外交部長はまた、「セルビアは中国の欧州における初の全面的な戦略パートナーだ。ブチッチ大統領は、中国はセルビアの最も誠実な友人だと発言した」と説明しました。

王外交部長はさらに、「今年は中国とハンガリー国交樹立75周年に当たる。シュヨク大統領とオルバン首相はいずれも、習主席が打ち出した一連のグローバル・イニシアティブを高く評価し、今日の世界が直面する様々な課題を解決し、陣営の対決を防ぐ上で極めて重要との認識を示した」と述べました。

王外交部長、「習主席はパリでマクロン大統領、欧州委員会のフォンデアライエンと委員長と中仏欧会合を開いた際に、『中欧協力の本質は優位性の相互補完と互恵・ウィンウィンであり、双方は互いを経済貿易協力の鍵となるパートナーであり、科学技術協力の優先パートナー、産業と供給チェーンの協力での信頼できるパートナーにしていくべきだ』と強調した」と説明しました。(提供/CRI)

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