小和田 恆さん 国際社会を語る

とちぎテレビ

日本人で初めて国際司法裁判所の所長を務めた小和田恆さんが11日、宇都宮共和大学を訪れ、講演しました。

小和田さんの講演会には学生などおよそ180人が参加しました。

現在91歳の小和田さんは、東京大学を卒業した後外務省に入省、外交官として日本の国連大使などを経験し、2009年から2012年にかけて国際司法裁判所の所長を務めました。

国際関係の動きを長きにわたり見てきた小和田さんは冷戦の終戦などが国際秩序にもたらしたものについて話しました。

小和田さんは、今後の国際秩序を考える上で政治と経済のシステムを作っていくことが重要だと強調しました。

そして最後に学生たちに向けて世界の問題について当事者意識を持って考えてほしいとメッセージを贈りました。

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