第3回奥州ブラックホールお菓子フェスティバルは11日、奥州市水沢西町のZプラザアテルイで開かれた。19店舗が軒を連ねて菓子や飲食物を販売したほか、国立天文台水沢VLBI観測所の本間希樹所長らのトークショーもあり、好天に恵まれて多くの家族連れらでにぎわった。
県菓子工業組合奥州支部(菊地清支部長)と水沢菓子組合(高橋一隆組合長)の主催。同菓子組合では、同観測所の研究者らが人類初の巨大ブラックホール撮影に成功したのを受け、加盟店が2019年からブラックホールをイメージした菓子を製造販売している。
同フェスは、22年5月に2度目の巨大ブラックホール撮影に成功したのを祝い、両団体がお菓子を通じた地域の盛り上げを狙いに同年6月に初開催。昨年6月に2回目を開いた。
今回は両団体の呼び掛けにより最多となる19店舗が、屋外にテントを設けてブラックホールスイーツのみでなく銘菓、自慢の商品を販売。市外の菓子店や市内のホテル、県立水沢農業高校、25年度42歳、25歳両水沢厄年連も出店し、訪れた人がサンドイッチやマドレーヌ、焼きそばなどを買い求めていた。