夏の風物詩・長良川鵜飼 5年ぶりに観覧船の人数制限なしで開催 岐阜市

メ~テレ(名古屋テレビ)

1300年以上の歴史がある岐阜市の夏の風物詩、長良川鵜飼が、5年ぶりに観覧船の人数制限が完全に撤廃されて始まりました。 長良川鵜飼は毎年5月11日に開幕し、10月15日まで行われます。

去年はコロナ対策のため、一部の観覧船で乗客の定員を制限していましたが、今年はすべての船で制限がなくなり、11日の鵜飼開きには32隻に745人が乗船しました。

乗船した人は、かがり火で川面を照らし、手縄で巧みに鵜を操る鵜匠の技を楽しみました。

クライマックスの「総がらみ」では、6隻の鵜舟が川幅いっぱいに広がり、一斉にアユを浅瀬に追い込みました。

「楽しかったです。めっちゃ感動しました」(カナダからの観覧客)
「いい思い出になりました。来た甲斐がありましたよね」(大阪市からの観覧客)

岐阜市によりますと、今年はコロナ禍前と同程度となる、9万人の乗船を目標としています。

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