水原一平TV化で斎藤工、東出昌大…キャスト予想白熱 破格ギャラでも「断るしかない」ワケ

勝手にドラマ化されそうな水原一平被告

早速〝予想合戦〟が始まっている。

ドジャース大谷翔平の元専属通訳・水原一平被告の〝事件〟が映像化されることが発表された。

担当するのは米大手映画会社「ライオンズゲート」のテレビ部門。大谷がメジャー移籍後、スター選手に上り詰め、ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)契約を結んだ後、違法賭博の借金返済のために通訳の水原被告が大谷から1697万5010ドル(約26億4000万円)を盗み、事件が発覚し裁判にかけられるまでの一連の流れをドラマ化する予定だという。

お笑いコンビ「トミーズ」の雅がMCを務める11日放送のMBSテレビ「せやねん!」では、水原被告役で俳優の斎藤工や真田広之の名前が浮上。大谷役では長身俳優の東出昌大や阿部寛の名前が出た。

お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之は、水原被告役に先日〝泥酔トラブル〟を起こした「ウエストランド」河本太を指名。同被告は歯の治療費として930万円を大谷からネコババしたが、河本もタクシー運転手とのイザコザで前歯3本を折った。塙は出演するラジオで「相方のカネを勝手に取ってたわけじゃん? アイツは」と独自分析し、河本こそ〝ふさわしい〟と力説した。

とはいえ、実際に日本で活躍する俳優は〝メガオファー〟を受けるのはなかなか難しそうだ。中堅プロダクション幹部の話。

「米国制作ならギャラは日本の数倍。世界的にも名を売る大チャンスだ。オファーがあれば飛びつきたいところだけど、さすがに受けたら、ネットで何を言われるかわからない。リスクは非常に大きい」

〝日本の至宝〟である大谷を傷つけかねない内容だけに、加担した場合の反発も大きいというわけだ。

「現実問題として、日本の有名俳優さんでオファーを受ける人はいないと思う。背丈を考えると、アジア系俳優になるのではないか」(同)

水原被告においては、現時点で著作権や肖像権などで収益を得てはいけないことになっている。

この辺りも含めて、どう進展するか見ものだ。

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