世界のグルメや科学実験 茨城・つくばでフェス、12日まで

インドネシアの料理を提供する屋台=つくば市吾妻

国際交流と科学をテーマにした祭典「つくばフェスティバル」が11日、茨城県つくば市吾妻のつくばセンター広場などで始まった。世界各国の料理や科学の実験、ステージパフォーマンスなど内容盛りだくさん。約120のブースが出展している。12日まで。

会場内の「ワールドエリア」では中国、モンゴル、ベトナムなど、各国のご当地グルメが堪能できる。インドネシアのピーナッツ風味焼き鳥「サテアヤム」、米やパスタにトマトソースをかけたエジプトの国民食「コシャリ」など珍しい料理も提供されている。

同市竹園の大清水公園の会場では、市内の中学生たちが万華鏡や空気砲の工作ブースを出し、来場者に科学の面白さを伝えた。

国際協力機構筑波センター(JICA筑波)は、カプセルを使ったマラカス作りを通じ、外国人研修員と子どもたちが交流。野菜の種をカプセルに入れて音を鳴らす工作で、内部を区切る厚紙にはカラフルなアフリカ生地を貼り付けた。

ナイジェリアから来たサラミ・タオフィークさん(43)は「子どもたちはみんな礼儀正しい。楽しい時間を過ごすことができた」と笑顔で話していた。

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