【マリーゴールド】林下詩美 旗揚げ戦へ〝万全〟相撲トーナメント制覇「ボジラだろうが余裕ですよ」

「相撲トーナメント」で驚異の強さを見せた詩美(中奥)。手前は投げられた石川奈青

女子プロレス新団体「マリーゴールド」が11日、合宿を行い〝女子プロレス界の逸材〟林下詩美(25)が相撲トーナメントを制した。

この日はジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月、石川奈青、青野未来、松井珠紗、翔月なつみ、後藤智香、CHIAKI、練習生の南小桃が神奈川県の海岸に集合した。

ジュリア考案の8番勝負「マリンゴールド」を終えると、ロッシー小川代表がトーナメント形式での相撲対決を提案。8種目も戦い疲労困ぱいの12人だったが、1対1でお互いの力を確かめ合った。決勝は詩美と石川が激突。石川に持ち上げられ〝土俵際〟に追いやられた詩美だったが、最後に背負い投げの要領で石川を放り投げ、勝利を勝ち取った。

詩美は「私がマリーゴールドで1(番)のパワーファイターだと思っていたのるので、こんなにたくさんの人がいる中でもこうして勝てて、それを証明できたかなと思います」と笑顔を見せた。1回戦ではCHIAKI、2回戦ではMIRAIを撃破して勝ち上がった。「CHIAKIは動きがよかったし、MIRAIの技術もすごかった。そして石川奈青の当たりの強さには驚きました」と振り返った。

旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)ではジュリアと組み、Sareee&身長180センチのドイツ人レスラー・ボジラと対戦する。「今日はボジラの肩慣らしになりましたね。もうボジラだろうが、Sareeeだろうが余裕ですよ。私の力で2人でねじ伏せます」と宣言した。旗揚げ戦に向け、準備は万端だ。

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