15歳日本女子MFの25m“無回転弾”は「男子顔負け」 バルサ公式アカデミー出身の経歴にも脚光

平川陽菜がチームの4点目を決めた(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

15歳MF平川陽菜がオーストラリア戦でチームの4点目をマーク

U-17女子日本代表(リトルなでしこ)の15歳MF平川陽菜は、5月10日に行われたU-17女子アジアカップ・グループリーグ第2戦オーストラリア戦(4-1)でチームの4点目を豪快ミドル弾で決めた。SNS上では、スペイン1部FCバルセロナ公式サッカーアカデミー出身の経歴にも注目が集まっている。

日本は前半3分、16歳FW佐藤ももサロワンウエキのゴールで先制に成功。さらに前半10分にも佐藤が押し込んでリードを広げた。

後半も日本が主導権を握り、同20分にキャプテンのMF眞城美春がGKをかわして3点目、同35分にはMF平川が右足ミドルで4点目を決めた。後半アディショナルタイムにPKで1点を返されたものの、4-1で勝利し、準決勝進出を決めた。

そのなかで、チーム4点目となった平川のミドル弾が話題に。中盤でMF眞城美春からパスを受けると、約25メートルの距離から左足でトラップ後に右足を一閃。無回転気味のボールがゴール左隅に突き刺さった。

(画像はクラブ公式Xのスクリーンショットです)

日本代表OBの栗原勇蔵氏は、「ボールが足に乗りましたね。無回転シュートは男子顔負けでした」と平川の一撃を称賛する。

なでしこジャパン(日本女子代表)公式X(旧ツイッター)でゴール速報がされると、バルセロナ公式サッカーアカデミーであるバルサアカデミー葛飾校が「2018-21で在籍していた卒業生HINA活躍を楽しみにしています!」と反応し、小学5年生の頃の平川の写真をアップ。「浦女の未来」「可愛いだけやなくえげつないシュート決めはる」といった声も、ファンから寄せられていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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