フォレストとの打ち合いを制したチェルシーがリーグ戦3連勝!【プレミアリーグ】

[写真:Getty Images]

チェルシーは11日、プレミアリーグ第37節でノッティンガム・フォレストと対戦し3-2で勝利した。

リーグ戦3試合負けなしの7位チェルシー(勝ち点54)は、圧勝した前節のウェストハム戦と同じスタメンを採用。最前線にジャクソン、2列目にマドゥエケ、パーマー、ムドリクを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。

残留争い中の17位フォレスト(勝ち点29)に対し、チェルシーは立ち上がりの8分に先制する。中盤でボールを受けたパーマーのスルーパスからボックス左に侵入したムドリクがカットインから右足を振り抜くと、このシュートがゴール右隅に決まった。

幸先良く先制したチェルシーだったが、16分に一瞬の隙を突かれセットプレーから失点する。ミドルサード中央左で与えたFKからギブス=ホワイトにクロスを入れられると、ファーサイドに走り込んだボリがゴール右にヘディングシュートを叩き込んだ。

前半半ば以降は膠着状態が続いたが、チェルシーは33分にパーマーの絶妙なスルーパスからDFの裏に抜け出したジャクソンに決定機が訪れたが、シュートは飛び出したGKのブロックに阻まれた。

1-1で前半を終えたチェルシーは後半も積極的な入りを見せたが、53分にペナルティアーク手前でパスを受けたイエーツに右ポスト直撃のミドルシュートを許す。

さらにチェルシーは、57分にもボックス左深くまで切り込んだハドソン=オドイのクロスをゴールエリア右のギブス=ホワイトに頭で合わせられると、右ポストに当たったこぼれ球をゴール前のウッドに詰められたが、シュートは枠の上に外れ、失点を逃れた。

追加点が欲しいチェルシーは、58分にマドゥエケとバディアシルを下げてエンクンクとグストを投入。すると63分、敵陣右サイドで獲得したFKからパーマーがクロスを供給すると、チアゴ・シウバがフリックしたボールが左ポストを直撃した。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、再びスコアを動かしたのはフォレストだった。74分、ボックス左手前でギブス=ホワイトからのパスを受けたハドソン=オドイがそのままボックス内に侵入すると、カットインからコントロールショットをゴール右隅に突き刺した。

逆転を許したチェルシーは、79分にギャラガーを下げてリース・ジェームズを投入。すると直後の80分、パーマーのパスを左サイド高い位置で受けたスターリングがドリブルでボックス左から侵入。カットインから右足を振り抜くと、シュートはゴール右隅に吸い込まれた。

試合を振り出しに戻したチェルシーは、82分にもカイセドのロングパスでボックス右深くまで駆け上がったリース・ジェームズのダイレクトクロスをジャクソンがヘディングで流し込み、連続ゴールで勝ち越しに成功した。

結局、これが決勝点となり、3-2でチェルシーが勝利。リーグ戦3連勝で欧州カップ戦を争う上位陣の追走に成功している。

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