10人以上睨み合いの一触即発 町田MFのプレーに日本代表OB見解「少し激しく行ったくらい」

柴戸海のプレーを巡って議論勃発【写真:(C)FCMZ】

町田MF柴戸のチャージに対して湘南MF池田が激高

FC町田ゼルビアは5月11日に敵地で行われたJ1リーグ第13節湘南ベルマーレ戦で0-0と引き分けた。前半31分には乱闘寸前の一触即発シーンが勃発したが、元日本代表DF栗原勇蔵氏は発端となったプレーに関して「ひどいプレーではない」との見解を述べている。

0-0で迎えた前半31分、町田のロングスローを湘南がクリアすると、セカンドボールを拾った湘南FW福田翔生が相手MF柴戸海に倒された。このプレーに湘南のMF池田昌生が激高。柴戸を押す形となり、柴戸も体当たりしてやり返して小競り合いになると、両軍が入り乱れ、一触即発の事態に陥った。

結局、上村篤史主審はやり合った柴戸と池田にイエローカードが提示。浦和レッズから期限付き移籍している28歳の柴戸は、今季リーグ戦11試合目の出場で早くも6枚目のイエローカードとなった。

試合は最終的にシュート町田8本対湘南15本、両チーム3枚ずつのイエローカードが飛び交う一戦となったなか、0-0のスコアレスドローに終わった。

そのなかで、「ABEMAサッカー」公式X(旧ツイッター)は「ラフプレーから乱闘寸前に!? 柴戸海のファウルから10人以上が睨み合う一触即発の事態に!」と、前半31分のシーンを取り上げた。

元日本代表DF栗原勇蔵氏は、「前後の展開や発した言葉の内容は置いておいて、チャージだけを見ればひどいプレーではないと思います。少し激しく行ったくらいですね」と見解を述べていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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