鎌倉市は、2024年におけるゴールデンウィーク期間中の市の対応と、市内の混雑状況の調査結果を発表。
ゴールデンウィーク期間中(4月27日~5月6日)の対応として、主に次の事項を実施した。
実施内容
鎌倉市では、各鉄道・バス会社ほか関係機関とも連携し、安全対策、観光の分散化をはじめとした混雑緩和や適切な行き先案内、また観光におけるマナー周知など図り、市民及び観光客がともに「鎌倉の休日」を快適に過ごせるよう努めた。
GWにおける観光混雑対策として実施した主な事項は次のとおり。
- 多言語ボランティアガイドによる駅前混雑緩和と観光客ホスピタリティの向上
- SNSを利用した観光マナー啓発、「鎌倉市観光混雑マップ」の周知による観光分散化
- ポイ捨て防止のためのごみ持ち帰りキャンペーンの実施
- 江ノ電鎌倉駅西口改札における沿線住民等優先入場の社会実験
- 交通誘導員の配置(鎌倉駅東口駅前広場、小町通り、鎌倉高校前駅の3か所)
観光客の状況:2024年
今年のGWは、新型コロナウイルス感染症が5類に移行して初めてのGWであり、国内、海外から多くの観光客が鎌倉を訪れましたが、前半3日、後半4日と分かれたことや、天候に恵まれたことから来訪が分散化され、極端な混雑とはならなかった。
GWにおける調査状況は次のとおり。
鎌倉駅周辺混雑状況(株式会社NTTドコモ「モバイル空間統計」による)
鎌倉駅周辺混雑ピーク:5月3日午後2時頃(前年比約1.2倍)※5月4日午後2時頃もほぼ同じ混雑具合
鎌倉駅乗降客数
- JR鎌倉駅:昨年並み
- 江ノ電鎌倉駅:昨年より約1割減
その他詳細について
下記の関連リンクより閲覧が可能。