山本千尋、ラウール主演『赤羽骨子のボディガード』で無口な剣士役 「私らしい学園モノデビュー」

山本千尋演じる日暮弥美姫 - (C)丹月正光/講談社(C)2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会

Snow Man ラウールの主演映画『赤羽骨子のボディガード』(8月2日全国公開)に、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や映画『キングダム2 遥かなる大地へ』などの山本千尋が出演することが明らかになった。「週刊少年マガジン」で連載中の漫画に基づき、ラウール演じるヤンキー不良高校生が彼女を守るため、秘密裏にボディガード生活を送る学園アクションコメディーで、山本は無口な剣士・日暮弥美姫(ひぐれやみひめ)を演じる。

原作は、2022年9月より連載開始され、8巻まで刊行されている丹月正光の同名漫画。とある事情から100億円の懸賞金をかけられた彼女・赤羽骨子を守るため、ボディガードとなった威吹荒邦(ラウール)が彼女にバレることなく守り抜くというミッションに臨む。これまでヒロイン・骨子役の出口夏希のほか、クラスをまとめる司令塔・染島澄彦を奥平大兼、空手が得意な骨子の親友・棘屋寧を高橋ひかるが演じることが発表されている。監督を、現在映画『変な家』が大ヒット中の石川淳一が務める。

並外れた身体能力を生かしたアクションに定評のある山本。これまで世界ジュニア武術選手権大会「槍術」部門で金メダルを獲得し、JOCジュニアオリンピックカップで3年連続優勝。映画『太秦ライムライト』では、2015年ジャパンアクションアワードベストアクション女優優秀賞を受賞。近年も、三谷幸喜脚本の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022・トウ役)や「今際の国のアリス」シーズン2(2022・リサ役)などでキレのあるアクションを披露。2023年の7月期ドラマ「埼玉のホスト」(TBS)では主演を務めた。

本作で山本が挑むのは、一言も発さない剣士。山本は演じるキャラクターを知った際の心境を「学園モノと言えば胸キュン!? ついに!? となっていたのですが、蓋を開けるとボディガード。殺し屋と戦い、ましてや一言も話さない! と知り、ある意味多くの戦いを経験してきた私らしい学園モノデビューになったなと思いました」と語り、「剣士という役を頂いておりますので、アクションは勿論あるのですが、全く話さないからこそ生まれたジェスチャーが楽しかったです。自分でもどう出来上がっているのかなと楽しみにしております」と撮影を振り返っている。

山本のコメント全文は下記の通り。(石川友里恵)

1:本作について読んだ印象はいかがですか

次はどうなるんだろうと童心に帰るような、ワクワクする作品でした。私もそうでしたが、推しが出来る作品なので、最後まで楽しめると思います。

2:今回の役について、初めてお話しをいただいた時どういう気持ちでしたか?

学園モノと言えば胸キュン!?ついに!?となっていたのですが、蓋を開けるとボディガード。殺し屋と戦い、ましてや一言も話さない!と知り、ある意味多くの戦いを経験してきた私らしい学園モノデビューになったなと思いました。キャラクターの豊かさは勿論、そのキャスティングが面白くて、一視聴者になるような気持ちでした。

3:注目してほしい、こだわったポイントはありますか?

剣士という役を頂いておりますので、アクションは勿論あるのですが、全く話さないからこそ生まれたジェスチャーが楽しかったです。自分でもどう出来上がっているのかなと楽しみにしております。

4:現場の雰囲気はいかがでしたか?

元々プライベートで仲の良い子がいたり、再び共演する方がいたり、共通点のある方が多かったので、個人的に安心しましたし、個性豊かな皆様と共に非常に和気藹々と楽しく撮影させて頂きました。

5:楽しみにしている皆さんに一言お願いします

原作が好きな方も、映画から知って頂く方にも必ず楽しんで頂ける作品になっていると思います。とにかくキャラクターが賑やかで楽しい! そして夏に相応しい映画となっておりますので、ぜひ楽しみに観て頂けたらと思います。

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