「日本語が分からないから…」=日本旅行に関する同僚たちの選択に疑問―台湾メディア

台湾メディアの三立新聞網は、「日本を個人旅行(ツアーではない旅行)する人は少ないのか?」と題する記事を掲載した。

台湾メディアの三立新聞網はこのほど、「日本を個人旅行(ツアーではない旅行)する人は少ないのか?」と題する記事を掲載した。

記事は、「フライト時間が短いことや航空券が安いことなどから、多くの台湾人が日本に旅行に出かけている」とした上で、台湾のネット掲示板PTTに寄せられたある疑問を紹介した。

それによると、投稿主は「自分はよく家族と、または1人で日本に個人旅行に行っているが、先日、同僚15人に聞いたところ、日本に個人旅行で行くと答えたのは1人だけだった」と説明。ツアー旅行を選ぶ理由として8割強の人が「日本語が分からないから」との理由を挙げたと説明した。

投稿主は自身も日本語や英語がうまい方ではないが特に困ったことはないとし、「日本人とおしゃべりするのでない限り、食事をしたり買物したりすることには(日本語が話せなくても)全く問題ない」との考えを述べた上で、「実は日本に個人旅行で行く人は多くはないのだろうか?」と問い掛けた。

これに、他のユーザーからは「日本語は『ありがとう』と『ラーメン』しか言えないけど、個人旅行で行ってる」「日本は漢字だらけだし、英語も通じるよ」「超簡単だよ。私はいつも個人旅行だね」「初めての海外旅行も日本への個人旅行だった。英語もろくに話せないのにだよ」「親父はもうすぐ70歳だけど個人旅行だよ。ホテルも日程も自分で決めてる」といった声が上がったという。

また、「あなたがいる職場の環境の問題では?」「同僚はみんな中年?」「おじさんおばさんはツアーで行きたがる」「私はIT系の会社に勤めているが、周囲の人はみんな個人旅行派だよ」との声が上がる一方で、中には「ツアー旅行の良いところは日本語と観光地に精通したガイドが付き添ってくれるところ。いちいちネットで調べなくても聞けば答えてくれる」と書き込むユーザーもいたという。(翻訳・編集/北田)

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