26歳人気ハリウッド女優、女子ボクシング先駆者のクリスティ・マーチン役に挑戦 自らも10代で格闘技経験

日本でも公開された『恋するプリテンダー』やドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』で話題の女優シドニー・スウィーニー(26)が、伝説的女子プロボクサー、クリスティ・マーチンの伝記映画に主演することが分かった。製作陣によって「女性版ロッキー」と称される新作で、シドニーは1990年代に活躍した女子ボクシング界の先駆者、マーチン役を演じる。

スウィーニーはデッドラインに語った。「クリスティ・マーチンは女子ボクシングを認めさせ、ジェンダーのステレオタイプを克服し、感情的、身体的、経済的虐待を闘い抜いた」「私は格闘の世界に情熱を燃やしているし、クリスティのストーリーは、彼女の驚くべきサクセスストーリーに光を当てると共に、舞台裏での名声の苦労を描いているわ」「非常に多くの逆境に直面しても、それに負けなかった女性のストーリーを語らなければならないと感じているの。とてもパワフルで感情に溢れている」

そんなシドニーは、10代の時にボクシングと総合格闘技を習っていたそうで「12歳から19歳までグラップリングとキックボクシングをやっていたの。リングに戻りトレーニングして私の体を変身させたくてうずうずしているのよ」「クリスティのストーリーは軽いものではないし、肉体的にも精神的にもきつい。でも、私は自分自身に挑戦するのが大好きなの」と意気込みを語った。

『アニマル・キングダム』のデヴィッド・ミショッドが監督並びに脚本の共同執筆を担う新作。タイトルは未定だが、プロモーターのドン・キングと契約した初の女性であり、スポーツ・イラストレイテッド誌の表紙を飾った唯一の女性ボクサーであったマーチンの軌跡をたどる内容となっている。

ミショッドは、成功の裏でレスビアンと告白したことで夫から銃撃されるなど様々な問題を抱えていたマーチンのストーリーに2年前に出会った時を振り返って語っている。「(素晴らしい話を)見つけたと分かったんです。彼女のどう猛性は理解でき、正当化できるものですし、彼女が耐えることを余儀なくされた環境を考えれば観客もそれを求めることになるでしょう」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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