KGモーターズと大阪大学、自動運転開発で共同研究契約を締結

KGモーターズ株式会社と国立大学法人大阪大学大学院基礎工学研究科は、2024年4月9日に超小型モビリティ「ミニマムモビリティ」に特化した省電力かつ高効率な自動運転用データ収集システムと、ミニマムモビリティへの搭載を想定した自動運転手法の開発に係る共同研究契約を締結しました。

ミニマムモビリティは、1人乗りセンターポジションで走る楽しさを追求した小型の電気自動車で、楽しさ、気軽さ、エコを追求した次世代のチョイ乗りモビリティをコンセプトに開発されています。KGモーターズは、持続可能でエネルギー効率の高い移動手段として、ミニマムモビリティの普及を目指しています。

今回の共同研究では、堀井講師のこれまでの研究成果を活かし、マルチモーダル情報統合処理や生成AIをはじめとする機械学習技術を用いて、ミニマムモビリティの自動運転化を加速させます。具体的には、ミニマムモビリティに特化した省電力かつ高効率な自動運転用データ収集システムの開発と、ミニマムモビリティへの搭載を想定した自動運転手法の開発に取り組みます。

この研究により、KGモーターズは超小型モビリティ自動運転市場における技術的リーダーシップを確立すると共に、持続可能な社会を実現するための基盤を築きます。また、大阪大学との緊密な連携により、最新の研究成果を実用化し、日本国内外でのモビリティ革新に寄与することが期待されます。

両者は、この共同研究を通じて、自動運転ミニマムモビリティの開発に向けて、確かな一歩を踏み出しました。MaaS(Mobility as a Service)を通じたシェアリングや自動運転による新たな公共交通システムの構築を目指す、未来の持続可能な交通の実現に向けた重要な取り組みとなります。

KG Motors(KGモーターズ) (kg-m.jp)

© シクロライダー編集部