レイカーズはレブロン・ジェームズの慰留に全力と米記者予想「望む条件で戻ってきてもらうつもり」

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、今オフに5140万ドル(約80億円)のプレーヤーオプションとなる。NBA21年目を終え、今年12月には40歳となるなかで去就が注目を集めているが、レイカーズはどんな条件でも“キング”を呼び戻すつもりのようだ。

浮き沈みの激しいシーズンを過ごしたレイカーズは、プレーイン・トーナメントを経てウェストの第7シードでプレーオフに進出するも、1回戦で王者デンバー・ナゲッツにシリーズ1勝4敗で敗れ、早々に今シーズンが終了した。

来季の契約はプレーヤーオプションで、6月末までにレイカーズに残るか完全フリーエージェント(FA)になるかを決断する必要がある。プレーオフ1回戦第5戦で敗れたあとの記者会見で、これがレイカーズでの最後の試合になるかと問われたジェームズは、「それに答えるつもりはない」と明言を避けたことでも話題となった。

レイカーズは3年総額1億6400万ドル(約255億円)のオファーが可能だが、『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者はポッドキャスト『Rich Eisen Show』で、ジェームズを慰留するために尽力すると予想している。

「レイカーズは1年でも、2年でも、3年でも、どんな契約でも、レブロン・ジェームズが望む条件で戻ってきてもらうつもりだ。レイカーズはレブロン・ジェームズが引退を表明するまでパープル&ゴールドのユニフォームを着続けてほしいと思っている」

また、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者も、「レブロン・ジェームズはあと2シーズンプレイしたいと望んでいる。レイカーズも彼を復帰させたいと考えているのは間違いない。彼らはブロニーをドラフトで指名することに興味を持っている」と見解を述べている。

レイカーズは今年のドラフトで1巡目17位指名権と2巡目55位指名権を持っているが、1巡目でジェームズの息子ブロニー・ジェームズを指名することはないだろうと見られている。ドラフトの結果次第では、ジェームズの未来が変わっていくかもしれない。

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