宮古の山林火災現場で再び煙、12日も消火活動続く

消火活動を続ける県防災ヘリ=11日午前9時35分、宮古市茂市

 宮古市刈屋で発生した山林火災現場で10日に再び煙が確認されたことを受け、地元消防は11日も消火活動を続けたが「鎮火」には至らなかった。12日朝から再開する。

 宮古消防署によると、11日は午前6時半から消防の地上隊約40人が入山し、小型ポンプなどを使って正午ごろまで消火に当たった。岩手県防災ヘリは空中から散水したが、数カ所で煙が見える。

 4月20日に発生した山林火災は約180ヘクタールを焼き、28日に鎮火宣言が出されていた。消防はこの山林火災との関連は不明としている。

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