暑さの中、運動会 福島県内でシーズン迎える

最後の運動会で汗を流す金谷川小の児童ら

 福島県内の小学校は運動会のシーズンを迎えている。11日は多くの地点で最高気温が6月下旬~7月下旬並みの30度前後となる中、各校では子どもたちが暑さ対策に気を配りながら、はつらつと競技に汗を流した。

 義務教育学校への移行に伴い、今年度末で閉校する福島市の金谷川小は最後の運動会を開き、全校児童59人が綱引きや玉入れ、リレーなどを繰り広げた。閉会式では校歌を歌い、応援に駆けつけた家族や住民、卒業生から温かい拍手が送られた。小まめな水分補給やミスト扇風機の設置などの熱中症対策を講じた。

 金谷川小は来年4月、近隣の松陵中、松川小、下川崎小と共に「松陵義務教育学校」に移行する。下川崎小も11日、地域住民と合同で運動会を催した。松川小は校庭に新校舎を建設しているため、実施しない。

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