チャージャーズがOLBバド・デュプリーと最大約16億円の2年契約を締結

バド・デュプリー【Joe Robbins via AP】

ドラフトが終わり、ルーキーミニキャンプを行っている中で、ロサンゼルス・チャージャーズはまだロースターの補強を終えていない。

現地11日(土)、チャージャーズがアウトサイドラインバッカー(OLB)バド・デュプリーと最大で1,000万ドル(約15億5,775万円)に上る2年600万ドル(約9億3,465万円)の契約を結んだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じた。

その直後、チームはデュプリーとの契約を正式に発表している。

テネシー・タイタンズの一員としてケガに苦しんだ2シーズンを過ごした後、アトランタ・ファルコンズで若干の復活を遂げたデュプリーは、チャージャーズへの加入を決めたことで、この3年で3つ目のチームに移ることになった。

デュプリーは2023年シーズンにキャリアで3番目に多いサック6.5回をマーク。さらに、その前の2シーズンの合計よりも4回多いタックル39回を記録した。16試合に先発したデュプリーはパスディフェンス3回、フォースドファンブル2回、クオーターバック(QB)ヒット8回もマークしている。

昨季の結果を受けてキャリア通算サック数が53回となったデュプリーは、新チームメイトのジョーイ・ボサ(67回)やカリル・マック(101.5回)と並んで50回以上のキャリア通算サック数を誇る選手となっている。

ヘッドコーチ(HC)ジム・ハーボー率いるチャージャーズはその2人の後ろで、31歳のデュプリーを交代要員として起用することを計画している可能性が高い。チャージャーズは昨シーズンに旧体制の下、被得点で24位、被ヤードで28位につけたディフェンスを改善することを目指している。

【RA】

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