四日市大、最終戦勝ち2位 三重学生野球春季リーグ戦

【四日市大―三重大 三重大の最終打者を三振に仕留めた四日市大・早瀬=津市安濃球場で】

 (第1、4週・津市安濃球場)  三重学生野球リーグの春季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は11日、四日市大―三重大、皇學館大―鈴鹿大の各3回戦が行われた。四日市大は今季最終戦で三重大から勝ち点を挙げて、勝ち点3(通算成績6勝3敗)の2位が確定した。すでに優勝を決めている皇學館大は鈴鹿大に敗れて、勝ち点3(通算成績7勝2敗)で全日程を終えた。

 四日市大は三重大との打撃戦を13―8で制した。三回、2番間曽達揮(3年・長野工)の犠飛などで均衡を破り、加藤永悟(4年・磐田東)、平山彰汰流(4年・武庫荘総合)、早瀬悠(4年・山陽)の4年生3投手の継投で三重大の追い上げをかわした。

 皇學館大を4―1で下し勝ち点を2に伸ばした鈴鹿大は、皇學館大を6―3で退けた4月28日の2回戦に続き右腕・奥山公嗣(4年・和歌山南陵)が先発し9回3安打1失点で完投。皇學館大は打線がつながらず八回の木本圭亮(4年・至学館)の左越えソロ本塁打による1得点で終えた。

© 株式会社伊勢新聞社