「鳥取と関係深めたい」 韓国航空大研修で来県 総長が知事と面談

平井知事(左)と面談する韓国航空大学の許総長(右)=11日、鳥取市浜坂の「SAND BOX TOTTORI」

 鳥取県と交流する韓国・ソウルにある韓国航空大学の許(ホ)喜寧( ヒヨン )総長が11日、鳥取市内で平井伸治知事と面談した。同大学の教育プログラム受講生らが、研修旅行で鳥取県を訪問したのに併せて表敬。平井知事は「古里にいるような気持ちで楽しんで」と歓迎した。

 同市浜坂の「SAND BOX TOTTORI」に、許総長ら大学関係者5人が訪れた。一行は、同大学の社会人向けプログラムの受講生約60人と共に、10~12日の日程で山陰での国外研修を実施している。

 県は2019年から、韓国の航空業界について詳しい許総長と意見交換などを行ってきた。平井知事は「県内には砂丘や温泉などもある。今後も旅行に来ていただき、関係を深めたい」とあいさつ。

 許総長は「温かく迎えてもらった。大学と鳥取県の仲が深まり、活発な交流ができれば」と期待した。

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