楽天戦11連勝中の西武・今井達也が先発 岸孝之と元レオの背番号「11」が“初”対決

ⒸSPAIA

6戦5HQSの今井達也

ベルーナドームで行われている西武-楽天の3連戦は、1勝1敗で今日の3戦目を迎える。予告先発は西武が今井達也、楽天が岸孝之。ライオンズの「11」をともに背負った右腕対決となった。

西武の今井はここまで6試合に先発して2勝0敗、リーグトップの防御率1.29、全試合で7イニングを投げ、HQS(7回以上自責点2以下)を5度記録。今季初の開幕投手を託された右腕は、その期待通りエース級のピッチングを続けている。

前回登板した5月4日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)では、7回120球を投げて8安打6奪三振4四球で今季最多の3失点を喫するも、粘りの投球でチームの勝利に貢献した。そこから中7日で今日も本拠地のマウンドに上がる。

楽天戦には今季2度先発して、2勝0敗、防御率0.64。2021年から11連勝中と相性は抜群だ。相手先発の岸とは2022年9月28日以来、通算6度目の対決。背番号を「48」に変えてからは初の投げ合いとなる。

チームは昨日ルーキー武内夏暉の好投もあり、連敗を4で止めた。今季2勝はともに楽天戦で挙げている“楽天キラー”が今日も相手打線を手玉に取り、チームに勝利をもたらすことができるか注目だ。

先輩の意地見せたい岸孝之

一方、楽天先発の岸は、今季5試合に先発して1勝3敗、防御率3.52、3試合でQSをマーク。前回登板した5日のロッテ戦(楽天モバイル)では、6.2回104球を投げて9安打4失点で黒星を喫した。そこから中6日で今日の登板を迎える。

西武とは今季初対戦。昨季は1試合に先発し、7回109球5安打6奪三振、無失点に抑えていた。今井とはこれまでに5度投げ合い、2勝2敗の五分だが、直近は2連敗中。今日は先輩の意地を見せたいところだ。

チームは現在借金3で4位となかなか上位浮上へのきっかけがつかめずにいる。ベテラン右腕が4カードぶりの勝ち越しへチームを導き、上昇気流に乗せることができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海-ロッテ・小島和哉(エスコンF)
ソフトバンク・大関友久-オリックス・田嶋大樹(鹿児島)

【セ・リーグ】
ヤクルト・サイスニード-巨人・高橋礼(神宮)
DeNA・大貫晋一-阪神・才木浩人(横浜)
広島・T.ハッチ-中日・髙橋宏斗(マツダスタジアム)



© 株式会社グラッドキューブ