遠目で見ると騙される!?小3娘が作った「毛糸の豚ひき肉」が細部までリアル…センス抜群な他の作品も見せてもらった

小学生が作ったリアルな工作に称賛の声が多く寄せられている。

母親のカニ軍艦太郎さん(@kanitokage)がX(旧Twitter)に投稿したのは、小学3年生の娘さんが作ったという“豚ひき肉”。自分のお小遣いを使って完成させたという。

白いトレーの中に入っている“ひき肉”は赤と白の毛糸で再現。そして透明なラップをかけ、右下にはバーコードシールも貼ってある。よく見ると、商品名や値段だけでなく、消費期限の日付やプラスチック容器のエコマークまでしっかりと書いてある。バーコードの線も太さもまちまちで細部までしっかりと作り上げてあるのが分かる。

シールは水をこぼして濡らしてしまったそうで、それがよりリアルさを増しているように感じる。近くで見たら毛糸だと分かるが、一見するとだまされてしまいそうな出来栄えだ。

この作品にはカニ軍艦太郎さんも「娘(小3)の工作がなかなか…良い(笑)」とコメント。投稿を見た人たちからも「見えるよ、ひき肉に!!すごいね」「着眼点、アイディア、再現度素晴らしいです!」「遠目に見て騙されたwwwww」という声が多く寄せられている。投稿は11万のいいねが付く大きな話題となっている(5月12日時点)。

「毛糸がひき肉と似ている」20分で工作

完成度の高い「毛糸による豚ひき肉」だったが、そもそもなぜ“豚ひき肉”だったのだろうか?過去にも何か作っていたのかも気になる。

まずは母親を通して、制作者である娘さんに話を聞いてみた。

ーーなぜ「毛糸で豚ひき肉」を作ろうと思ったの?

毛糸でひき肉を作ったらリアルに見えると思ったから!

母:YouTubeなどで食べ物を工作する動画を見たことがあるそうなんですが、そういったものからヒントを得て、自分で毛糸がひき肉と似ていると思いついてアイデアが出たようです。

ーーどれくらいの時間で作った?

20分程度だったと思います。

ーーこだわった部分を教えて。

こだわったところは2色の毛糸を使っている所と、バーコードのシールを細かく再現したところです。

ーー出来栄えはどう?

すごくリアルな出来栄えになりました。

シュールな物を作りがち

では、リアルな工作品を制作した娘さんはどのような子なのか?過去にも何か工作しているのか?母親のカニ軍艦太郎さんにも聞いてみた。

ーー娘さんは完成品を見せに来たの?

私が夕飯の支度をしている間にコッソリ作っていたようで、出来上がってから「ジャジャ~ン!」と見せてきました。

ーー「豚ひき肉」の工作を見た感想は?

いつもシュールな工作をするので「また変わった発想の工作をしたな」と思いました。

ーー娘さんはどんな子なの?

娘は工作が好きで、よく工作をしたり、おもちゃを改造したりしています。シュールなものを作りがちです。

ーー過去にはどんな物を作ったの?

過去にもシュールだったりホラー系の工作をしています。口の粘土工作とか、抜けた本物の乳歯を使って人形を作ったり。あと、過去にはシルバニアファミリーを事故物件化したものがバズったりしています。

なお、投稿にたくさんの反響があることに対して、カニ軍艦太郎さんは「こんなに反響があるとは思わなかったのでビックリしています」と話し、娘さんも驚きながらもうれしそうにしているという。

ちなみに、次回作はまだ特に考えていないとのこと。普段からシュールでホラーな工作をしているというので、次はどのような作品が誕生するのか楽しみだ。

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