自民党政治刷新本部が山口県連と対話…「説明できないことが多すぎる」県連からは厳しい意見が

自民党本部が政治刷新について県連から意見を聴取する会合が11日、山口市で開かれました。

派閥の裏金事件を巡り自民党の政治刷新本部は各都道府県連から意見聴取していて11日は平井卓也副本部長らが山口市で自民党の県議との対話に臨みました。

(自民党政治刷新本部 平井卓也本部長)

「できるだけ早く、もう1度期待していただける自民党に変わっていかなければならない と思っています」

非公開で行われた対話では、県議から「政治資金不記載の説明は国民が納得できるものではなかった」「岸田総裁が全く責任を取っていない」といった意見が出たということです。

また、裏金事件に限らずこども政策などについても岸田政権の説明不足を指摘する声があったということです。

(自民党山口県連 友田有幹事長)

「私どもは県民にいろんなことを説明しなくちゃいけない。説明できないことが多すぎる。それが一番の話だった」

自民党と公明党は9日、政治資金規正法改正の与党案をすでにとりまとめていることから、この意見聴取の開催時期についても異論があり自民党の県議27人中出席したのは16人にとどまりました。

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