速いファウルボールがベンチにいた山本由伸を直撃 糸井嘉男氏「大丈夫か!右肩ですよ」

ドジャース・山本由伸

ドジャース・山本由伸投手(25)をファウルボールが直撃した。11日(日本時間12日)のパドレス戦(ペトコパーク)の5回、パドレスの攻撃で二死二塁から打席にヒガシオカが入った。初球、パクストンのナックルカーブを左ファウルゾーンに引っかけると、速い打球が三塁側のドジャースベンチに座っていた山本を襲った。咄嗟に顔をそむけてボールを左手でキャッチしようとしたが、右胸付近に直撃して後ろにそれた。

大事にいたらなかったようで、山本はニコニコ。隣りにいた園田通訳もつられて笑顔を見せたが、中継していたABEMAの放送席ゲストの糸井嘉男氏、杉谷拳士氏は肝を冷やし「ガチでよけた。顔面じゃなくてよかった」「これは大丈夫ですか。しかも右肩ですよ」「笑っているから大丈夫なのかな」と騒ぎとなった。

「日本じゃ先発投手は上がっているのでベンチにいるのはありえないですもんね。昨日投げたグラスノーも普通にベンチにいますから」と糸井氏。今カードの登板のない山本にとってまさかの〝強襲打〟だった。

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