[高校野球2024・新潟]帝京長岡が優勝!日本文理に4-2 春連覇、春秋通じて3度目V(5月12日・決勝戦の結果)春の北信越新潟県大会

帝京長岡-日本文理 決勝で帝京長岡が日本文理を4-2で下して優勝。躍り上がって喜ぶ選手たち=長岡市悠久山

 第150回北信越高校野球新潟県大会(新潟県高野連、新潟日報社主催)は5月12日、長岡市悠久山球場で決勝を行い、帝京長岡が4-2で日本文理に勝ち、優勝した。春季の県大会連覇を達成し、優勝は春秋を通じて3度目。

 帝京長岡は2-2の七回、茨木佑太の適時二塁打で2点を勝ち越し、リードを守り切った。先発小林真大は2失点にまとめ、完投した。日本文理は5投手が継投。六回、滝澤友陸、中山和登の連打で同点に追いついたが、及ばなかった。

 帝京長岡は6月1日から富山県で行われる北信越大会に出場する。

【長岡市悠久山】

帝京長岡4-2日本文理(1打席ごとの結果はこちら)

* [1年ぶりの先発で完投、歓喜の輪の中心に!帝京長岡・小林真大](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/404167) * [“打の文理”鳴り潜め…好機で凡打目立った日本文理](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/404234)

◆今大会から導入の低反発金属バット、戦略に変化も 

 今大会から反発力を抑えた新基準の金属製バットが導入された。新潟県高野連によると、柵越え本塁打は昨春の19本から8本に激減。準決勝2試合では、長打が1本もなかった。

 「抜けると思った当たりが、外野を抜けない」。多くの選手が打撃面での変化を訴えた。一方、投手からは「打球が伸びず、外野フライになってくれる。直球で押し込める」との声も上がった。

 低反発バットの導入で、小技を使うスモールベースボールの傾向が強まった。優勝した帝京長岡は強打が自慢だが、18盗塁と機動力も光った。芝草宇宙監督は「足を絡めた攻撃がさらに重要になる」と語った。

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帝京長岡-日本文理 帝京長岡の先発小林真大。日本文理打線を2点に抑え完投勝利した=長岡市悠久山
帝京長岡-日本文理 4回裏、日本文理2死一、三塁、杣木健人が左前適時打を放ち1点を返し、1-2=長岡市悠久山
帝京長岡-日本文理 6回裏、飛球を追いかける帝京長岡の山野陽=長岡市悠久山
帝京長岡-日本文理 4回裏、日本文理2死一、三塁、杣木健人の左前適時打で滝澤友陸が生還=長岡市悠久山
帝京長岡-日本文理 5回裏、日本文理1死二塁、齋藤開道の中飛でタッチアップした二走の本田愁聖(左)=長岡市悠久山
帝京長岡-日本文理 優勝を決めマウンドに寄ってくる帝京長岡の仲間たちと喜ぶ先発小林真大(右)=長岡市悠久山
帝京長岡-日本文理 決勝で帝京長岡が日本文理を4-2で下して優勝。応援団の方へ笑顔で走り出す選手たち=長岡市悠久山

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