”昭和でよく見た”女子レスラーによる海辺の合宿特訓が令和に復活!波打ち際でびしょ濡れになった選手がMVP!

11日、三浦海岸にてマリーゴールド合宿練習が行われた。

マリーゴールドはロッシー小川が代表取締役となって創設され、5月20日に旗揚げされる新団体。
スターダムを退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣(元:桜井まい)、ビクトリア弓月(元:弓月)の5選手に加え、元全日本女子プロレスで元スターダムの高橋奈七永、元アイスリボンでスターダム『NEW BLOOD』で偽中野たむとしてプチブレイクした石川奈青、元アクトレスガールズの青野未来、翔月なつみ(澄川菜摘)、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希(皇希)、後藤智香が所属に。さらに練習生として元スターダムの南小桃、元アイスリボンの南ゆうき、南とアイドルユニットを結成している咲村良子、咲村と同事務所の橘渚のグラドル3人が入門している。

合宿にはジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、石川奈青、ビクトリア弓月、青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、後藤智香、CHIAKI、南小桃(練習生)の12名が参加。
海岸に集まった選手たちは、まずはアップとしてファイヤーマンズキャリーや肩車で担ぎ合い、手押し車や組体操のピラミッドを終えると海岸沿いをマラソンし、最後にスクワットと腕立て伏せを終え徒競走と、昭和でよく見た海岸合宿の風景を行っていく。
砂に足を取られながらもなんとか無事アップを終えた選手たちは、【Aチーム】ジュリア/桜井麻衣/CHIAKI/ビクトリア弓月、【Bチーム】林下詩美/青野未来/松井珠紗/南小桃、【Cチーム】翔月なつみ/MIRAI/石川奈青/後藤智香の3チームに分かれて対抗戦を行うことに。
砂浜でのグラウンド対決やビーチフラッグ、重たいボールを投げて飛距離を競いあい、相撲対決でがっぷりと組み合うなど全8種目を終えて勝利したのはCチーム。

対決のさなか突如『ロッシー小川へのアピール合戦』が決定し、全選手が一斉にロッシーに詰め寄るとあまりの剣幕にロッシーが後ずさりながら選手たちのアピールを受ける。だが1人海に向かって走り、海の中からびしょ濡れになりながらアピールをしたCHIAKIがMVPに。
石川がマリーゴールドTシャツの下に、物議を醸したマリーゴールドポスターの青野未来を潰して自分の画像に差し替えたものを印刷した自作のTシャツを着込んでおり、「これが本当の位置だ!私が上だ!青野未来なんていらない!」と猛アピール。これに気圧されたロッシーが石川を準MVPに選んだ。

全ての特訓が終わったかに見えたが、突如ロッシーの提案により相撲トーナメントが行われることに。準決勝ではなんの因果か旗揚げ戦でシングルマッチを行う青野未来vs石川奈青が戦う事となり、土俵際で石川が青野を押し倒して勝利。
ドヤ顔でTシャツをアピールする石川に青野は「めちゃくちゃふざけたTシャツ着て、しかも相撲で負けるっていう屈辱が私には残ったので、5月20日の旗揚げ戦でボッコボコにしてやります。ちょっとリベンジできたら相撲でもあいつボコボコにしてやりたいと思います。5月20日楽しみにしておいてください」と砂を投げつけて悔しさをにじませた。

2時間半ぶっ通して行われた特訓を終え、各選手は疲労困憊ながらも笑顔でホテルへ。
これを見たロッシーは「昭和以来の合宿で。時間が経って2024年にこんな事があったって時にこの写真を見てね、こういう事があったねって言えたらいいし。自然と戯れるのもいいことだし。一番の目的はみんなが一体となって一つのものに向かうって事。やっぱりそれぞれの所属してた団体が違うから、その人たちが交わるにはコミュニケーションが必要なんで、だから今積極的にコミュニケーションの場を作ってるんですよ。今日の合宿練習もその一つ。今まではあんまり会話してない同士が会話したりするとわかりあえるだろうし。昭和のいいものをやっぱり令和に持ち込みたいんで、こればかりじゃなくてもそういうことが色々あってもいいかなと。他の団体ではやらないので、いろんなことやったほうがいいですよ。良い風習は見習っていかなきゃいけないし。まあこれも変な話それなりに経費もかかるし、でもそれもやっぱり景気付けだし、色々やっていくことが大事で。やっぱり攻めで、どんどん攻めていかなきゃいけないし。これも攻めの一貫だと思いますね」と総括した。

即日完売したマリーゴールド旗揚げ戦は5月20日に後楽園ホールで実施。その模様はWRESTLE UNIVERSEで生配信される。その後の新木場、浜松、大阪、京都、名古屋、仙台大会もチケットが完売か残り少なくなってきており、今一番注目度が高い団体マリーゴールドへの期待はうなぎのぼりだ。

© 株式会社コラボ総研