大谷翔平は「腰の張り」で交代 次戦は欠場か…監督は軽症強調「無理させたくなかった」

パドレス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

9回に代打…理由を監督が説明、13日は「我々は休ませる考え」

■ドジャース 5ー0 パドレス(日本時間12日・サンディエゴ)

ドジャース・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地・パドレス戦に「2番・指名打者」で出場。9回には打席が回ってくるも「腰の張り」のため、代打を送られて交代した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「無理させたくなかった」と交代の理由を説明した。

初回1死の第1打席は左飛、3回2死二塁の第2打席も左飛に倒れた。6回1死の第3打席は四球を選び、その後、テオスカー・ヘルナンデス外野手の満塁弾で生還した。

この日最後の打席となった7回1死の第4打席では、内角高めを打って投ゴロ。数メートルダッシュしたあとは、ゆっくりと一塁に向かっていた。9回2死でも打席が回ってきたが、代打にキケ・ヘルナンデス内野手が送らて交代となっていた。この日は3打数無安打1四球で、打率は.352となってメジャートップから陥落。ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手に抜かれ、メジャー2位となった。

指揮官は負傷のタイミングについて「試合の途中だ。6回か7回くらいだったかと思う」と、第4打席の前には症状があったと説明。「スコアが5-0だったし、無理させたくなかった。明日(どういう状態か)確認する」と話した。12日(同13日)の同戦の出場については「(状況は)変わることになり得るが。おそらく可能性が高いこととしては、我々は休ませる考えだ」と、欠場の可能性も示唆した。パドレスはダルビッシュ有投手が先発予定となっている。

負傷の度合いについては「最小限だ。最小限」と軽症を強調。「トレーナーと話をしたが、私はまだショウヘイと話をしていない。現在の話としては、最小限だ。どちらかと言うと(交代と明日の休養は)予防のためだ」と話した。(Full-Count編集部)

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