JR西日本によりますと島根県内の木次線を走っていた観光列車「あめつち」が、車輪がスリップし、坂を登れなくなりました。
このため、それ以上の先へ進むのをあきらめ引き返すことになったということです。
12日午前10時50分ごろ、木次線の日登駅と下久野駅の間で、下りの観光列車「あめつち~木次線~」(2両編成 乗客36人)の運転士から「空転(レール上で車輪が空回りすること)が発生し速度が向上しない」旨の連絡が米子指令所に入りました。
線路に砂をまき加速を試みましたが、前進できないため、前に進むことをあきらめ、日登駅まで後退しました。乗車中の乗客はバスに乗り換えてもらったということです。
JR西日本では原因は雨でレールが濡れていたことで空転したと推測しています。
【列車影響】午後1時40分現在
5本(上り 3本、下り 2本)
内訳:あめつち 上下各1本 ※当該列車含む
普通 3本
影響人員 約150人