エンゼルス最下位脱出 アデルが2試合連発となる7号逆転3ラン

【ロイヤルズ3-9エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

日本時間5月12日、エンゼルスは本拠地エンゼル・スタジアムでのロイヤルズ4連戦の3戦目を迎え、9対3で勝利。4位アストロズがタイガースに敗れたため、アストロズを抜いてア・リーグ西地区の最下位を脱出した。エンゼルス先発のタイラー・アンダーソンは先制点を奪われたものの、7回途中7安打3失点の力投で3勝目(4敗)をマーク。ロイヤルズ先発のコール・レイガンスは7回途中8安打7失点で3敗目(2勝)を喫した。

初回にサルバドール・ペレスのタイムリー二塁打で先制されたエンゼルスは、2回裏にケビン・ピラーの三塁打から一死1・3塁のチャンスを作り、ジョー・アデルの7号3ランで逆転に成功。3回裏にはピラーのタイムリーなどで2点を追加し、5対1とリードを広げた。6回表にボビー・ウィットJr.のタイムリー、7回表にカイル・イズベルのタイムリーで1点ずつを返され、2点差に迫られたが、7回裏二死満塁からピラーとローガン・オホッピーの連続タイムリーで4点を追加。リードを6点に広げ、勝利を決定づけた。

2回裏に逆転3ランを放ったアデルは、前日に続いて2試合連続アーチ。パイレーツ3連戦の最終戦でも本塁打を放っており、直近4試合で3ホーマーと量産態勢に突入しつつある。守備でのポカ、走塁での凡ミスなど、まだまだ課題も多いアデルだが、今季33試合の出場で7本塁打&7盗塁を記録している身体能力の高さはやはり魅力的。マイナーAAA級では昨季まで3年連続でOPS.920以上をマークしてきたが、いよいよポテンシャルをメジャーの舞台でも開花させようとしている。

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