「ウルトラマンブレーザー」蕨野友也、「アーク」戸塚有輝へ光のバトンつなぐ 声がかかれば「いつでも帰ってきます」

ゲント隊長からユウマへバトンタッチ! - 戸塚有輝&蕨野友也

映画『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』のグランドフィナーレ舞台あいさつが12日、丸の内ピカデリーにて開催され、メインキャストの蕨野友也搗宮姫奈内藤好美梶原颯、7月スタートの新番組「ウルトラマンアーク」の主人公・飛世ユウマ役の戸塚有輝、サプライズゲストとして前作「ウルトラマンデッカー」で主人公アスミ カナタを演じた松本大輝が出席。3人のウルトラマンが勢揃いし、「ウルトラマン」継承への熱い思いを語り合った。

本作は、1月に最終回を迎えた特撮ドラマ「ウルトラマンブレーザー」初の劇場版。不老不死を実現する物質によって誕生した大怪獣・ゴンギルガンに、特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」とウルトラマンブレーザーが戦いを挑む。

恒例となった「ウルトラマン」シリーズのバトンタッチ。7月から放送開始となる「ウルトラマンアーク」の主演を務める戸塚は、やや緊張した面持ちで登場すると、「今日はよろしくお願いします」とあいさつ。満員の客席を眺め、「こんなにたくさんの方々にお会いすることができて光栄です。『ブレーザー』を観て『楽しかった』『格好良かった』『面白かった』という思いを『アーク』にも引き継いでいただけるように胸を張って立つんだという思いでやってきました」と自身を奮い立たせていた。

戸塚の初々しい姿を温かい視線で見ていた蕨野は、昨年自分が同じ立場だったことに触れられると「あれから1年経ったんだなと思いますが、特別な感情はあまりないです」と語る。続けて、「俺たちは俺たちの戦いを皆さんと一緒にやってきた。これからはユウマたちが自分たちの戦いをする番です。しっかりと紡いでいってほしい。僕は彼を応援したいと思います」とエールを送る。

活動的だったSKaRDメンバーがそろった「ウルトラマンブレーザー」チーム。戸塚は「皆さんマッチョで格好いい。僕は勉強しかしていなかったので運動は……」と苦笑いを浮かべると、蕨野は「訓練してもらいましょう。SKaRD体操をしてみようか」と提案し、メンバー全員でSKaRD体操を行なった。

「ブレーザー」から光をつなぐ! - 戸塚有輝&ウルトラマンアーク

イベント後半には、「ウルトラマンデッカー」から松本がサプライズで駆けつける。3世代のウルトラマンが揃うと、それぞれが変身ポーズを披露。観客の前で初の変身を見せた戸塚は、「初めてだったので緊張しました」と初々しい表情を見せると「グランドフィナーレという大切な瞬間を一緒に過ごすことができて良かった。これからも『アーク』と共に駆け抜けていくので応援よろしくお願いします」と力強く宣言した。

ついにフィナーレを迎えた「ウルトラマンブレーザー」。蕨野は「始まりがあれば終わりがある。あとはみんなに託します。これから光の戦士の物語を紡いでいくのは皆さんですから」と「アーク」チームにバトンを渡すと「でも、何かあったら助けに行こうと思っています。俺たちはお声がかかればいつでも帰ってきます」と発言し、大歓声を受けていた。(磯部正和)

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