米スタンフォード大の学生ら、中国重慶市を訪問

米スタンフォード大の学生ら、中国重慶市を訪問

中国の自動車メーカー、重慶長安汽車のグローバル研究開発センターで、中国の新エネルギー車(NEV)を体験する米スタンフォード大学の学生ら。(4月26日撮影、重慶=新華社配信)

 【新華社重慶5月12日】米スタンフォード大学の教員と学生20人余りがこのほど、中国重慶市を訪問した。

 中米両国の若者の交流と教育協力の促進を図るプログラム「漢学京塾」の一環で、同大が北京大学に設立した研究拠点、北京大学スタンフォードセンターと重慶市人民対外友好協会が企画した。互いの理解を深め、友情を結ぶことを目的としている。

米スタンフォード大の学生ら、中国重慶市を訪問

重慶スティルウェル博物館を見学する米スタンフォード大学の学生ら。(4月26日撮影、重慶=新華社配信)

 一行は、中国西部と東南アジアを結ぶ「西部陸海新ルート」や農村振興、第2次世界大戦中の中米協力の歴史などをテーマに、市内の自動車メーカーやデジタル産業パーク、内陸国際物流ハブ展示センター、重慶スティルウェル博物館、三峡ダムエリアの雲陽県永利村などを訪れたほか、重慶大学と重慶巴蜀常春藤学校の学生らと交流した。

 学生らの代表は、プログラムに参加できたことを光栄だとし、中国への理解がより生き生きと立体的になってきたと話した。

米スタンフォード大の学生ら、中国重慶市を訪問

三峡ダムエリアに位置する雲陽県永利村を訪れた米スタンフォード大学の学生ら。(4月27日撮影、重慶=新華社配信)

 重慶市対外友好協会の担当者は、米国の青少年がプログラムを通じて中国のイノベーション発展と現代化建設を鮮明かつ具体的に理解するとともに、両国の若者たちの相互理解が深まることを期待すると述べた。(記者/劉恩黎)

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