「涙の女王」放送終了後も続く余韻…キム・スヒョンとキム・ジウォンの名台詞に再注目【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。

写真=tvN「涙の女王」放送画面キャプチャー

先月、tvN土日ドラマ「涙の女王」(脚本:パク・ジウン、演出:チャン・ヨンウ、キム・ヒウォン)の放送が終了したが、主演を務めた俳優のキム・スヒョンとキム・ジウォンの人気が続いている。

ペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)とホン・ヘイン(キム・ジウォン)の運命的なストーリーが、作品が終わった後も、依然として語られている。今回は、視聴者のときめきと涙を誘った名シーンと名台詞をまとめてみた。

◆「借金じゃなく、もっと厳しい状況だとしても大丈夫だよ。僕が傍にいるから」(第3話)

写真=tvN

ペク・ヒョヌはホン・ヘインと交際していた時、ホン・ヘインの家の事情を勘違いし、自分がホン・ヘインを養うと固く誓った。ホン・ヘインに向かって真剣な眼差しで「借金ではなく、もっと厳しい状況だとしても大丈夫だよ。僕が傍にいるから」とし、未来を約束した。どんな困難があってもいつも傍にいるという彼の優しい告白は、ホン・ヘインを感動させ、多くの危機を迎えても、変わらずお互いの傍を守る夫婦の原動力となった。

◆「ずっとあなたと家に帰りたいと思ってた」(第5話)

ドイツのある病院で病気を治す方法を見つけたという知らせを聞いたホン・ヘインは、ペク・ヒョヌを置いて一人でドイツに行ってしまった。しかし病院は「様子を見てみよう」というあやふやな言葉だけを並べ、彼女をさらに絶望させた。その後、ホン・ヘインは自身を訪ねてきたペク・ヒョヌに「ただ、ずっとあなたと家に帰りたいと思っていた」と疲れた様子を見せた。ずっと強い姿を見せていた彼女が、ペク・ヒョヌの前で弱音を吐いたこのシーンは、視聴者を悲しませた。

◆「僕は君のそばにいるよ。だからあなたもここにいて、お願い」(第14話)

ペク・ヒョヌはホン・ヘインが手術を受けることになれば、すべての記憶を失うかもしれないという副作用を聞いても、彼女を生かすために手術を勧めた。しかしホン・ヘインは、愛する人に対する記憶を忘れることができないという理由で、手術を頑なに拒否し、ペク・ヒョヌを切ない気持ちにさせた。愛する人を失うことができなかったペク・ヒョヌはヨンドゥ里でした約束に言及し「僕は君の傍にいるよ。だからあなたもここにいて、お願い」と哀願し、視聴者を泣かせた。

◆「これから始まるあなたの人生でも、その人があなたのそばにいることを切実に祈るよ」(第15話)

ペク・ヒョヌの説得で手術を受けたホン・ヘインは、すべての記憶を失ったため、ペク・ヒョヌを見分けられなかったが、彼を見て何だか分からない感情にとらわれた。特に、手術を受ける前に自身が書いた手帳の中のペク・ヒョヌに関する説明と、「これから始まるあなたの人生でも、その人があなたの傍にいることを切実に祈るよ」という文章を見て、心の中に眠っていた感情に気づかされる。ペク・ヒョヌの元に駆けつけるホン・ヘインの切ない涙が、遠ざかっていた2人の距離が再び近づくことを予感させた。

◆「一緒にいるから」(第16話)

すべての試練を乗り越え、残りの人生を一緒に歩むと約束したペク・ヒョヌとホン・ヘインは、春、夏、秋、冬まで、四季を一緒に過ごしながら幸せな時間を過ごした。歳月の流れにより別れを迎えても、先に旅立った人を迎えに来て、永遠に一緒にいるという約束を守った。ラベンダー畑を歩く2人に「一緒にいるから」というペク・ヒョヌとホン・ヘインの声が加わり、最後まで濃い余韻を残した。

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