チーム防御率「1.99」〝神の領域〟突入のソフトバンク投手陣に小久保監督大満足「競争意識を含めてうまく回っている」

トレーニングする大関の横を通る小久保監督(右)(撮影・栗木一考)

◆ソフトバンク―オリックス(12日、平和リース)=雨天中止=

今季2度目の5連勝中のソフトバンクは今季初の雨天中止で水入りとなった。球場近くの室内練習場で全体練習を行った。

ここまで貯金14をつくり、首位を快走する。柳田悠岐、山川穂高、近藤健介の強力クリーンアップを擁する打撃陣とチーム防御率1.99の投手陣ががっちりとかみ合っている。

驚異の1点台の防御率を誇る投手陣について、小久保裕紀監督は「選手個々の技術や能力も含めて、与えられたポジションでちゃんとしたパフォーマンスを発揮しているということです」と満足そうに話した。「杉山にしても、又吉にしても勝ちパターンに入っていきたいとか、そういう競争心もあるでしょうしね。藤井は最初は悪かったですけど、1回ファームに落として戻ってきてからは本来の藤井になって、8回に松本(裕)がいてと盤石ですけど、やっぱり目標としては将来的にはこのポジションを奪い取りたいなみたいなものもあると思うので。その辺がこう競争意識も含めてうまく回っていますね」とうなずいた。

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