森ひかるパリ五輪女子代表

 トランポリンのパリ五輪代表選考会「トランポリン・グランドチャンピオンシップ(TGC)」は12日、前橋市のヤマト市民体育館前橋で行われ、女子は24歳の森ひかる(TOKIOインカラミ/金沢学院大ク)が優勝して1枠の代表に決まった。2大会連続の五輪出場となる。

 出場資格を満たした選手で争い、3人の女子は東京五輪代表の宇山芽紅(スポーツクラブ テン・フォーティー、金沢学院大OG)が2位、佐竹玲奈(プリモ、かほく市出身、星稜高OG)は3位だった。

 男子の1枠は、20歳の西岡隆成(近大)が初代表に決まった。西岡のほか、石川和(ヒロセホールディングス、金沢学院大OB)、堺亮介(バンダイナムコアミューズメント、金沢星稜大OB)、宮野隼人(金沢学院大ク)の計4人で争った。

 1位は石川、2位は堺で、西岡は3位だったが、日本に五輪枠をもたらした選手に与えられるアドバンテージが適用され、対象大会での最高得点がTGCの得点に置き換えられた。

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