【素敵なあの人の家時間】インスタグラマーyuri___1115さんのお宅を拝見! ヴィンテージのインテリア、作家の器、猫たち

家で過ごす時間がこの数年間で多くなりました。どんなふうに過ごしていますか。変わらず大切にしたい好きなことはできていますか。暮らしを楽しむ達人、人気インスタグラマーのyuri___1115さんの「家時間」を紹介しましょう。2匹の猫たちと暮らせる幸せ。バルコニーでおうちキャンプもにぎやかです。

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PROFILE
夫、3歳の娘との3人暮らし。育休後、時短勤務で職場に復帰しテレワークもこなす。2018年10月に完成した一戸建てでの暮らしをInstagramで公開。

@ yuri___1115

大切にしていること/週末の家族時間を楽しみに、家事や仕事を頑張っています

暮らしの変化に柔軟に対応できる、〝育つ家〞をめざしています。間取りにゆとりを持たせ、個室が必要になればあとから区切れるように。好きな家具、好きなインテリア雑貨に囲まれた今の家は、本当に居心地がいいと感じています。

平日は仕事と育児、家事が盛りだくさんで、ただこなすだけになりがちですが、頑張れる秘訣は週末の予定を決めること。

キャンプに出かける、バルコニーでごはんを食べるなど、楽しい計画を立てれば「あと1日!」「今夜は早めに家事を終わらせよう」などモチベーションが上がります。

料理好きの夫は、休日のごはんや夫婦ともに在宅勤務の日の昼食を作ってくれます。ありもので作るパスタが絶品。
インテリアや植物を飾る趣味も共通で、一緒に生花店に出かけることも。

新しい習慣/おうちキャンプがブーム。ウッドデッキはDIYしました

コロナ以前は頻繁にキャンプに出かけていましたが、自粛期間はバルコニーでのおうちキャンプにスイッチ。焚き火をしたり、外でごはんを食べるだけでも気分転換になり、楽しめました。作っておいて本当によかった!と改めて実感。

ある日の焼き肉ディナー。娘が「今日は外で食べたい」と言い出すことも増えました。
ステイホーム中は時間があったので、夫と2人で裏庭にウッドデッキを作りました。ミニ砂場を設置してあげると娘は大喜び。

新しい習慣/新たに猫を1匹迎え、暮らしがさらににぎやかに

前々から1匹飼っており、「いずれはもう1匹」と思っていました。こんなに家にいるなら、今なら一緒にいてお世話できるね」と保護猫を迎えることに。

毎日かわいいなぁと連呼し、猫と一緒に暮らせる幸せを噛みしめています。

新しい習慣/趣味に使っていた部屋にテレワークコーナーを設置しました

コロナ禍の最中に育休から復帰。突然、週に数回の在宅勤務になりました。夫もテレワークの日があるので、2人分のワークスペースを急遽作ることに。

植物などを飾っていたリビング続きの趣味部屋を改装しました。通勤にかかっていた時間を家事にあてられるため、暮らしが以前よりスムーズに回っている気がします。

気持ちをシャキッとさせるために、家でも必ずきちんとした服に着替えて。コーヒーを用意してから仕事に臨んでいます。

ポータブル電源で どこでも仕事ができる!

夫が電話会議をするときは私がダイニングやバルコニーへ移動することも。ジャクリのポータブル電源は、コンセントを気にせずどこでもパソコンが使えるので便利です。

ずっと好きなもの/ヴィンテージや木の風合いが好き。直感で選んでいます

インテリアは、夫婦共通の趣味。大阪のTRUCKという家具屋さんの雰囲気が大好きで、ここで購入したソファを中心にして整えました。木はなるべく素材や色みを合わせて、オーク材やナラ材を使っています。

丸テーブルやチェアはリサイクルショップやヴィンテージショップで購入。出会いを大事に、チェアは座面を好みの生地に張り替えてメンテナンスしながら長く使っています。

ダイニングからリビング、バルコニーを見渡した景色がいちばんのお気に入り。

テーブルは、リサイクルショップで好きなブランドのものを偶然見つけて購入。丸いとテーブルまわりの移動がラクになり、家事がしやすくなりました。

ずっと好きなもの/料理を作る楽しみ、盛りつける楽しみは器が教えてくれました

作家ものの器が好き。器が素敵だと「これに合う料理を作ろう」と思えるし、食洗機でなく手洗いして拭くという時間を作ることで、心に余裕が生まれると感じています。

阿部慎太朗さんの器たち。
とても人気のある作家さんです。以前、はがき1枚につき1人だけ応募できる事前抽選制の個展があり、夫だけ当選したので欲しいものを頼んで買いに行ってもらいました。

好みの作家さんの個展があれば、県内はもちろん隣県なら訪れます。

ガラス作家、蠣﨑マコトさんのガラス食器。
両口はコーヒーポットにしたり、花器にしたり。どちら側からも注げるので便利です。グラスはお酒からお茶までなんでも入れています。

蠣﨑さんは大好きで、ダイニングテーブル上のガラス照明も購入しました。

林拓児さん作。
夫は黒い器が好きで、私は白。2人で買いに行くと、形は同じでも色違いを選んでしまいます。それも楽しさのうち。

石川隆児さんは特に好きな作家さん。
私好みの白い器を見つけることができました。グレーのマグカップもお気に入り。どの作家さんの器も、丁寧に手洗いして拭きあげています。

家の整え方/家具は床から浮かせて、ルンバをかけやすいように

掃除は嫌いではありませんが、ほかにもっとやりたいことがあるので時短を意識。ロボット掃除機を導入しています。

床の段差はなるべくなくし、テレビ台は床から浮かせるフロートタイプを選択。ソファも脚の高さを計算して、ルンバが通りやすくしています。

引き出しや扉の中は、あけてすぐ一覧できるようにしています。ボックスに入れて隠すと、何が入っているかわからず重複買いしてしまうことも。夫婦ともに料理をするので、特に食品の在庫はワンアクション&見える化を意識しています。

癒しの家時間/猫たちがいればそれでいい。おやつタイムも欠かせません

家で過ごす時間はオシキャットとベンガル、2匹の猫たちの存在がとても大きなものになっています。そこにいるだけで心が癒されるし、ソファに座って撫でていたら1時間たっていた……なんてこともしばしば。

好きなスイーツを手作りして、娘と猫と一緒におやつタイム。これが私のいちばん好きな時間です。猫たちはキッチンに立って作業している間も「座って撫でて!」とアピールしてくるのでたまりません。

よく作るのは、スコーンやシフォンケーキ、パウンドケーキ。週末ののんびり朝食では、パンケーキを用意することも。
「何を作ろうかな」「どの器で食べようかな」と考えるのも楽しいです。ときどきパン教室にも通っています。

※この記事は『自分らしく暮らす人の「家時間」』(主婦の友社編)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

※2023年3月21日に配信した記事を再編集しています。


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