優勝決定後も4発快勝のマドリー、アンチェロッティ監督の目標は「最高の状態でCL決勝に臨むこと」

今節も勝利のアンチェロッティ監督[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

ラ・リーガでは前節2シーズンぶりの優勝を決め、チャンピオンズリーグ(CL)でも決勝進出を果たしたマドリー。王者として臨んだ11日の第35節ではアウェイでグラナダと対戦した。

残留を懸けて戦うホームチーム相手にアンチェロッティ監督はターンオーバーを選択した中、38分にはモロッコ代表MFブラヒム・ディアスの折り返しからスペイン代表DFフラン・ガルシアが押し込んで先制。さらに前半アディショナルタイムには、ブラヒム・ディアス、フラン・ガルシアと繋いで最後はトルコ代表MFアルダ・ギュレルが追加点を決める。

後半に入ると、2点を演出していたブラヒム・ディアスが今度は自ら2ゴールをゲット。マドリーが大量4得点の勝利を収め、敗れたグラナダはセグンダへの降格が決まった。

試合後、アンチェロッティ監督は大きくメンバーが入れ替わりながらも勝利を収めた自チームを称賛。ケガからの完全復活へ向かうベルギー代表GKティボー・クルトワとブラジル代表DFエデル・ミリトンのパフォーマンスも喜んだ。

「我々のフィーリングは良い。全員が競い合い、戦い、クオリティを発揮し、チームとしてプレーしている。クルトワとミリトンは調子を上げているし、良い午後だった」

「目標はチームが最高の状態でチャンピオンズリーグ決勝に臨むことだ。その通りになると信じている」

また、アンチェロッティ監督は圧巻のパフォーマンスを見せたブラヒム・ディアスを始め、今シーズン、マドリーへ復帰した3選手の活躍に言及。着実に結果を残し始めているギュレルのプレーぶりにも触れた。

「このクラブに戻ってきた選手の中では、もちろんブラヒムはチームの一員として重要な役割を果たしているが、ホセルやフラン・ガルシアも忘れてはならない。彼らも素晴らしい仕事をしている。彼ら全員のおかげで今のチーム状況がある」

「彼(ギュレル)はとても若く、素晴らしい才能を見せている。ゴール前では非常に効果的だ。彼は本当に天性の才能を持っているし、素晴らしい仕事をしている。現段階では、彼がどれだけ良い選手になるかはわからない」

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