新緑の城跡に賑わい 第3回 元八マルシェ 八王子市

家族連れなどが足を運んだ

新緑に彩られた八王子城跡屋外模型広場で4月27日と28日、「第3回元八マルシェ」が開催された。飲食物やクラフト品の物販やキッチンカー、ワークショップなど約70のブースが出展し、2日間で8000人以上が来場する賑わいを見せた。

「元八王子地域を会場にあらゆる人々が同じ時間を過ごし、つながりを深めるきっかけになるイベント」を目指し、地元有志からなる実行委員会(小阪剛史代表理事)が開催しているイベント。昨年は1日のみの開催としていたが、好評のため今年は第1回と同じ2日間に戻した。

学生コラボも

会場では和太鼓のパフォーマンスや抜刀術の披露なども催され、学生のブース出展やコラボ企画も。学生たちが手作り餃子などを販売した萠愛調理師専門学校(下恩方町)の園田京子校長は「調理師を目指す学生たちにとって、作った料理を自分たちで販売し、おいしいとほめてもらえることが、働く喜びの原点となる」と参加の意義を語った。

小阪代表理事は「ボランティアの協力や地域の理解のおかげで無事、3回目を開くことができた。2日間の開催で混雑も軽減し、過ごしやすいイベントになったのでは」と話し、来場者アンケートで寄せられた意見を参考にした4回目以降の開催に意欲を示した。

餃子などを販売した萠愛調理師専門学校の学生

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