台湾人気バンド・Maydayの口パク疑惑から半年、上海市当局が潔白を表明

昨年11月にコンサートでの口パク疑惑が持ち上がった台湾の人気バンド・Mayday(五月天)について、上海市文旅局では検証の結果、違法行為がなかったことを明らかにした。

昨年11月にコンサートでの口パク疑惑が持ち上がった台湾の人気バンド・Mayday(五月天)について、上海市文旅局では検証の結果、違法行為がなかったことを明らかにした。

中華圏を代表する人気バンドのMaydayについて、口パク疑惑が持ち上がったのは昨年12月のこと。上海市で開催したコンサートで、一部の楽曲が口パクではないかと中国のSNS・微博(ウェイボー)を中心に話題になり、上海市文旅局の法執行チームでは同月4日、当時の音声や映像をもとに検証を行うとしていた。

11日、夕刊紙・揚子晩報では、このほど記者が進捗状況を上海市文旅局に問い合わせたところ、「検証の結果、通報にあったような違法行為は確認できなかった」との回答があったと報道。話題が浮上してから半年を経て、Maydayの潔白が明らかになっている。

この騒ぎについては昨年12月、Maydayのボーカルのアシン(阿信)がSNSで、「全てのコンサート、全ての歌声は、自分が24年間頼りにしてきた喉から生まれたもの。生歌以外には、みんなを感動させられる方法はない」とコメントを発表し、疑惑を全否定していた。(Mathilda)

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