和田アキ子 水原一平被告に「本当にイヤなヤツ」と激怒 ドラマ化にも苦言止まらず

 和田アキ子

 歌手の和田アキ子が12日、MCを務めるTBS系バラエティー「アッコにおまかせ!」に生出演。ドジャース・大谷翔平選手の元通訳で、銀行詐欺などの罪を認め司法取引に応じた水原一平被告について「本当にイヤなヤツ」と改めて厳しく非難した。

 水原被告は、大谷の口座から不正に送金した銀行詐欺に加え、本来は5000ドル(約75万円)の控除額を、倍の1万ドル(約150万円)で申請するために、既婚者であるにもかかわらず独身と偽って申告していた納税申告虚偽記載罪も新たに発覚。和田は一連の流れに「本当にイヤなヤツだよね。悪知恵が働くというかね」と怒りをにじませながら切り捨てた。

 また、水原被告の量刑に関し、国際弁護士・清原博氏の見解として、「司法取引がないと禁錮15年くらいで、司法取引があり水原被告が罪を認めれば禁錮6~7年」と紹介されると、「そんな短くなるとちょっと、ね。『罪を憎んで人を憎まず』とは言うけど…」と、さらに怒りが収まらない様子だった。

 水原被告による一連の騒動は、映画「ラ・ラ・ランド」などで知られる米大手プロダクション・ライオンズゲート社がドラマ化することを発表。和田はこれにも「いま現実にプレーしている人がいるのに、名前とか出せるのかね」と苦言を呈し、「大谷選手と水原一平の話は、うちらでも詳しいもんな。今さら…。うちらでも語れるんちゃう?」と、ドラマ化自体の価値も疑問視した。

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