【新日本】ジェフ・コブがアーチャー粉砕でTV王座V1 石井智宏迎撃へ「一人一人片づけていく」

ランス・アーチャーにジャーマンを仕掛けるジェフ・コブ(新日本プロレス提供)

新日本プロレス11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会で、ジェフ・コブ(41)がランス・アーチャー(47)の挑戦を退け初防衛に成功した。

5月福岡大会でザック・セイバーJr.からベルトを奪取したコブは、米国の地でアーチャーとの〝怪物対決〟に臨んだ。コブがスパニッシュフライで奇襲を仕掛ければ、アーチャーもトぺ・コンヒーロで応戦しド迫力の攻防が展開された。

強烈なニーアタックからブラックアウトでマットに落下したコブだが、3カウントは許さない。その後も劣勢が続く中、拝み渡りを繰り出したアーチャーがトップロープから飛び込んできたところをキャッチ。そのまま一気にツアー・オブ・ジ・アイランドで沈め逆転勝利を収めてみせた。

試合後のリングには石井智宏が登場し挑戦をアピール。V2戦での激突が決定的となったコブは「AEWが誰を送り込もうが関係ない。挑戦者が列を作れば、俺が一人一人片づけていってやる。石井、『ALL TOGETHER』(6日、日本武道館)で俺を負かしたからといって、所詮はタッグ戦だからな」と、迎撃に自信をのぞかせていた。

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